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March 20, 2006

大島弓子「8月に生まれた子供」の巻。

大島弓子はもともと好きな漫画家。ゆうちゃん@故人から3000円で全集を買い取っていたりする縁もあるんだけども、白泉社文庫「ロストハウス」に収録されている「8月に生まれた子供」という作品、機会があったら是非読んで欲しい。急速に老化していく女の子の話で、切なくて、でも暖かくて、久しぶりにちょっと泣いた。

この間本屋さんで立ち読みした早期老化症(プロジェリア)のコの日記「アシュリー」を読んだせいもあるけど、最近よく「年を取る」という事について考える。昔は一刻も早く年を取ることばかり考えてきたけど、今は時間を早送りすることも巻き戻すこともしたくなく、願わくば「今」この瞬間で静止した人生を送りたいと切に考えてしまう。

そう考える訳のひとつに、私のイメージする40代以降というのが「家族」や「親の老後」といったマイナスのイメージばかりなのが大きい。もともと人生のピークを勝手に「35」に照準をあてていた弊害?その後のイメージが全く湧かないのだ。もちろん若々しい人や人生を満喫している40代の人もいるんだけども、なんかこう、具体的に自分でイメージできないというか、なんというか。小説書いてソコソコ暮らしていければいいなぁという野望もあるものの、じゃあ今まさに40代で正に作家の小川洋子になりたいかというとそうでもない。こんなに「どうしていたいのか」が見えないことはほんと人生初で、だからより一層困惑してしまう。

しょうがないので、先を見ずに幸せだと実感できる「今」を楽しむことにするw
ただ願わくば40になる前の誕生日をブルーな気持ちで過ごさなくてすむように、「8月に生まれた子供」に出てくるびわ子のように、生きることに執着はもっていたいよなと思う。

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